近年は新しい出会いだけでなく、地域の交流や活性化にも活用されている街コン。その魅力は、気さくな空気感と参加する年代の幅広さにあります。
しかし安心して楽しめるものが圧倒的にが多いとはいえ、トラブルがまったくないとは言い切れないのが現状です。
そこで今回は、街コンでよくある4つのトラブルとその対処法をご紹介します。トラブルを事前に回避するためのポイントとあわせて押さえておけば、街コンにまつわる不安の軽減につながるでしょう。積極的に参加して楽しむために、このコラムを役立ててくださいね。
お金にまつわるトラブルと対処法
トラブル1. 参加当日、追加の費用が必要になった
街コンの開催形態は、1軒の店舗・会場を借りて開催するものや食べ歩きなどの企画ものなどさまざま。どのような形態であっても飲食物の提供はありますが、注意したいのは参加費以外の費用が当日に発生するかどうかです。
飲食代の負担に関しては、参加費に含まれる場合と、当日に別途支払う場合の2種類が存在します。主催者や企画内容によっては、飲食代以外にも当日支払うものがあるかもしれません。
参加費がお得に思えても、この「当日支払いの有無」を知らず(知らされず)に参加し、結局割高になってしまった…というケースがあります。
【対処法】
事前に開催概要についてしっかり確認しておけば防ぐことは可能です。とはいえ、思わぬシーンでお金が必要となることも考えられますので、財布は忘れないようにし、ある程度の金額も入れておくと安心でしょう。
そして、当日別途費用が発生するかどうかをきちんと告知していない街コンには、参加しないほうが無難です。
トラブル2. 中止になったのに返金されない
参加者が思うように集まらない、あるいは悪天候などの理由で、街コンが開催中止になることがあります。中止になった際に返金対応がなく、トラブルになるケースもみうけられます。
主催者から返金するための口座を聞かれても、実際に返金が完了するまでは安心できません。口座問い合せ以降、連絡が一切なくなったという主催者の話もあります。
【対処法】
参加申し込みの際、中止やキャンセルをした場合の返金に関する詳細を必ず確認しておきましょう。また、街コン主催者の情報もきちんと確認し、信頼できるところにだけ参加申し込みをすることが大切です。
人につわまるトラブルと対処法
トラブル3. 参加者の男女比バランスがとても悪い
せっかく素敵な出会いを求めて参加したのに、男女のどちらかが極端に少ない人数だと驚いてしまいますよね。出会いの提供を目的としているコンパやパーティーなら、参加者の男女比を同じくらいにして開催するのが一般的です。
ただ、毎回そう上手くいくわけではありませんし、申し込み状況や当日のキャンセルによっては男女比が悪いまま開催される街コンもあります。
【対処法】
開催実績の多い大手や参加者が集まりやすい人気企画であれば、極端に男女比が悪くなることもないでしょう。人数調整をしている主催者ならなお良しです。いろいろなサイトに掲載されている過去実績や口コミなどもチェックして、参加の判断をするようにしてください。
また、参加費に男女で大きな差がある街コンは要注意です。参加費があまりにも安価だと、当日キャンセルへの敷居が低いうえ、真剣な出会いを求めていない人が参加する可能性が高まります。
トラブル4. 参加者からの迷惑行為
不運としか言いようがないのですが、フリータイム中、お目当てでもない相手から執拗なアピールを受ける、酔っ払いに絡まれる、待ち伏せされるなど、迷惑行為を受けるケースがあります。そして、同じ相手が気になっている人から勝手にライバル視されて戸惑う、なんてこともありえます。
こうなってしまうと、せっかくの街コンが出会いの場にならないどころか、楽しくすらなくなってしまいます。
【対処法】
参加者同士のトラブルに対し、運営スタッフがしっかり対処してくれる街コンを選びましょう。
また、迷惑行為は女性が受けるケースが比較的多いため、女性は男性の参加費が高い街コンに参加するのも1つの方法です。女性ももそれなりの参加費になってしまいますが、高い参加費を払ってでも出会いを求める人であれば真剣さの度合いも高く、迷惑行為などはまずないでしょう。
トラブルを防いで街コンを楽しもう!
よくあるトラブルへの対処法をご紹介しましたが、トラブルには遭わないに越したことはありません。最後に、トラブルを事前に回避するためのチェックポイントをまとめておきます。街コンへの参加を検討する際の参考にしてください。
1.街コン主催者について
- 所在地や連絡先などの主催者情報が正確に記載されているか
- 参加費の振込先が個人名義になっていないか(個人名義の場合は、少なくとも主催企業・団体の代表者名と一致しているかを確認)
2.街コンの概要について
- 会場となる店舗情報が明記されているか
- 男女の参加費に極端な差がないか
- 公式サイトや告知サイトなど、サイトによって異なる参加費が提示されていないか
- 飲食代は参加費に含まれているか
- キャンセルに関する規定が明確か
3.参加者間での注意
- 個人情報は気軽に教えない(家族構成や最寄り駅、就業先の具体的情報も含む)
- 気になる相手でも、初回の連絡先はLINE程度にしておく
- 迷惑な人がいたら我慢せず、運営スタッフに相談する
まとめ
近年は街コンの開催が増えており、主催者側の参加者獲得競争が激しくなってきています。そのため参加費を赤字ギリギリに設定したり、会場の規模や提供サービスを削れるだけ削って運営する主催者も存在するようです。
しかし優良な主催者も多いので、過度に警戒する必要はありません。疑問点や知っておきたいことに関して、きちんと確認してから申し込みをすれば大丈夫です。トラブルを華麗に回避して、素敵なパートナーとの出会いを探してくださいね。
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